マンモグラフィ検診
マンモグラフィ検査は触診では見つけることができない小さなしこりを見つけることができます。
40歳以上の人は2年に1回のマンモグラフィ検診を受けましょう。
「マンモグラフィ」って?
乳房専用のレントゲン撮影のことをマンモグラフィといいます。
乳房は柔らかい組織でできているため、専用のX線撮影装置が必要です。乳房を薄く、均等な厚みに広げることにより、少ないX線でより鮮明な写真が撮影できます。画像の性質上、乳腺の発達している若い人などでは、病変を見つけにくいため、超音波検査の方が乳がんを検出できるといわれています。
検査はどのようにするの?
撮影用の装置で乳房を挟みながら圧迫し、片方ずつ撮影します。標準の撮影では、上下方向から1枚、斜めから1枚を撮影しますが、50歳以上の方を対象とした検査などでは、ななめ方向だけ撮影する場合もあります。撮影は、1人あたり10~15分程度で終了します。
上下から
乳房をひき出す。
斜めから
乳房をひき出しあげ、板面につける。
マンモグラフィ検診を受ける時の留意点
検診を受診する際は、以下のことにお気を付け下さい。
- ペースメーカーを入れている方や豊胸手術を受けた方は受けることができません。
- 妊娠中、または妊娠の可能性のある方は受けることができません。
詳しい内容につきましては、各医療機関にお問い合わせください。